エンハンスト・レスポンス校正

その他の基本校正

概要

エンハンスト・レスポンス校正はオープン、ショート、ロード校正スタンダードを出力ポートに接続した場合及び、スルー校正スタンダードを校正する2つのテスト・ポート(間)に接続した場合において、校正データの測定を行います。この校正はそのポートを用いた伝送・反射測定においてテスト・セットアップの方向性、アイソレーション、ソース・マッチ、周波数応答反射トラッキング、周波数応答伝送トラッキングを取り除く効果があります。

2ポート誤差モデル (エンハンスト・レスポンス)

 

操作手順

エンハンスト・レスポンス校正におけるスタンダードの接続

  1. Channel Next/Channel Prev を押して、校正を実行するチャンネルを選択します。

  2. Cal キーを押します。

  3. Calibrate を押します。

  4. Enhanced Response を押します。

  5. Ports を押して、校正を実行するテスト・ポート を選択します。

  6. テスト・ポート(ソース側)にオープン校正スタンダードを接続します。

  7. Open を押して校正スタンダードの測定を開始します。

  8. オープン校正スタンダードを取り外し、代わりにショート校正スタンダードを接続します。

  9. Short を押して校正スタンダードの測定を開始します。

  10. ショート校正スタンダードを取り外し、代わりにロード校正スタンダードを接続します。

  11. Load を押して校正スタンダードの測定を開始します。

  12. テスト・ポート間(DUTを接続するコネクタ間)をスルー接続にします。

  13. Thru を押して校正スタンダードの測定を開始します。

  14. さらにロード・スタンダードを用いたアイソレーション校正を実行する場合は、以下の手順に従います

    1. 2つのロード・スタンダードをそれぞれ2つのテスト・ポート(DUTを接続するコネクタ部分)に接続します。

    2. Isolation (Optional) を押して校正スタンダードの測定を開始します。

    3. Return を押します。

  15. Done を押してエンハンスト・レスポンス校正を終了します。この操作により校正係数が算出され保存されます。また誤差補正機能が自動的にオンになります。